ぶさこちゃんのトイレ事情
2年前に亡くなったぶさちゃんのおトイレ事情について書こうと思います。私の実家は引っ越しが大好きでぶさちゃんを飼いだしてから一回引っ越しをしています。
最初の家ではぶさちゃんとにゃんたくん用に二つのおトイレを並べていました。
もちろんお互い相手のトイレで用をたすことはなく、それぞれがそれぞれのトイレで、という形でした。やっぱりきれい好きですよね。
引っ越しするまではそんな普通の生活が続いていたのですが、ある日お引越しが決まり、引っ越し先でトイレを脱衣所に変更したんです。それまでは、脱衣所じゃなかったと思うんですが、記憶があやふやです。
最初のうちは普通にお砂でトイレをしてはったんですが、ある日禁断のお風呂場の扉が開いていました。
「しゃー」
あれ?ぶさちゃんお風呂場でおしっこしてるよー、かわいい!!
何がきっかけかわからないですが、お風呂場でのトイレ生活が始まりました。もちろん、砂はかけられないので、一応かけるふりだけはしていましたが。
そしてウンチも、もちろんそこで。幸いぶさちゃんはころころウンチだったので、拾いやすかったです。
そして、おしっこをしたら流してくれと鳴くようになりました。これはどこのにゃんこもそうだと思いますが、汚れているトイレに入るのをいやがりますよね。
最初のうちは砂もいらないし、おしっこは流したらいいから、楽ちんやなって言ってたんですが、問題が出てきました。漂白剤が使えなくなったのです。一応排水溝のところでおしっこしてくれるんですが、やっぱり普通に洗うだけでは残っているようで。漂白剤が使えないので、お風呂場がなんとなーくおしっこくさい。
お湯を流すと結構臭い(笑)今も当時の家に家族は住んでいるのですが、きれいになったお風呂場を見ると、ちょっと悲しい気持ちになります。
事件も一度あって、お風呂の扉を誤って閉めてしまっていたら、リビングでおしっこしてしまったことがあります。これは私たちが悪いんですが、かわいそうなことをしてしまいました。我慢のげんかいだったんでしょうね。でもその時くらい、にゃんた君のトイレを使ってほしかったです(笑)
そして病気で後ろ足が使えなくなった時ですら、前足だけで体を引きずりながら、がんばってお風呂場に行っていました。浴槽にもたれながらおしっこをしていたのをいまでも覚えています。頑張り屋さんで、きれい好きだったんたなとあらためて思います。
ちーたんもおトイレは上手にしてくれています。猫はそこが楽ちんですよね。ぶさちゃんのことを思い出してちょっと切なくなってしまいました。月日が流れるのは
はやいですよね、ほんと。