野良あがりちーたんのぶろぐ

先日保護した野良猫のちーたんのとの日々を綴ります

2014.12.28ちーたん保護の日3

つづき

   

 ちーたんのお迎えの時間が迫ってきました。正直私は去勢手術もして、おなかの手術もしたちーたんを入院せずにおうちに連れて帰っていいものかが心配でした。

 

 キャーリーにいれられて登場したちーたんは元気そうに見えました。私はまだ麻酔でぼーっとしていると思っていたので、ひとりで連れて帰られるかなと思いました。案の定車に乗せたとたん、鳴き叫ぶわ暴れるわで結局キャリーを抑えながらかえってきました。今回は、キャリーの扉を養生テープで留めていてくれたので、なんとか帰ることができました。

 

 術後の先生のお話では、危ない状態だと。砂がいっぱいついていたので、そこからばい菌が入って、具合が悪くなるかもとのことでした。そして、お肉が飛び出たためにお腹にはぽっこり穴が開いていたそうです。とりあえず、出ていたお肉は切り取ってもらっていました。薬は飲ませられないだろうから、2週間効く抗生剤を打ってくれていました。

 

 おうちに帰って、私はちーたんがお外に出してくれと鳴き叫ぶんではないかと不安になりながらキャリーを開けます。帰りの車の中で恐怖のあまりおもらしをしていました。

 

キャリーから出てきたちーたんはすぐにベッドの下に入りました。覗くとすでにウトウトしていて、これは大変と思い、朝からご飯も食べていなかったので、猫缶とお水をあげました。がつがつ食べるちーたんはいつも通りに見えました。しかし、手術後なのであまり沢山はあげずに、様子を見ることにしました。そのままベッドの下にクッションを置いてやるとそのうえに乗って寝てしまいました。我が家を怖がることもなく寝てしまったちーたん。

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 私も昨夜も寝ていないし、ちーたんも痛みできっと寝ていなかったと思います。私もうとうとしましたが、やはりちーたんが息をしているかが心配で、何度も目を覚ましました。

   

 そのたびにちーたんは大丈夫だよという顔をして私に微笑んでくれたような気がします。猫が、ほほ笑むことはないけどね。

   

 つづく