野良あがりちーたんのぶろぐ

先日保護した野良猫のちーたんのとの日々を綴ります

一人暮らしで猫を飼うということ

 私は一人暮らしなのです。

   

 ちーたんは頭がいいのか、この3週間ほどで私が出掛ける用意をしだすと外出を阻止しようとするようになってしまいました。

 

 もちろん猫にも性格があると思うのですが、ちーたんはかなりさみしがり屋かもしれません。それか、出かけた後は普通にいなくても平気なのか。

 ちーたんが野良猫のときですら、私は3階に住んでいるのですが、玄関で用意を始めたら建物の下からにゃーと聞こえたり、玄関を開けたとたん、遠くからニャーニャー走ってくる声が聞こえたりしていました。

 

 もちろん私だけではなく他の可愛がってくれる人全員に愛想を振りまきまくっていたのだと思います。

 

 いま現在は、お昼間はほとんど押入れにいてるのですが、私が用意をしだすと、膝の上に乗ってきたり、私が何かを取ろうと思って立ち上がると、玄関に走って行って出かけることを阻止しようとしてきます。

   

 最初は外に出たいのかなと思ったのですが、私が出掛ける前以外、玄関にはいかないので、出たいわけではなさそうです。

 

 そんなちーたんを見ると、やっぱり置いていくのが辛くなります。それと同時に自由を奪ってしまったのかな、という罪悪感にかられます。

 

 青空の下で日向ぼっこをしたり、虫を捕まえたり、木に登ったり。。。。

 

 おトイレだって好きなところでできたし、暑かったり寒かったりは大変かもしれませんが、好きなように生きられたのです。そして、ご飯もいろんな人がくれていたので、結構おいしいものを食べていたと思います。

 

 そう思うと、限られた空間で私がいないときはひとりぼっちで寂しいかな。猫ってお留守番大丈夫って聞きますが、そうでもないような気がします。

 

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 そして、出かけてもはやく帰らなきゃと思ったりして、あまり飲みにも行かなくなりました。

 

 そう、これが噂のやつです(笑)

 

 一人暮らしでペットを飼うと結婚できなくなるよ

 

 ってやつ(笑)

 

まーええか。

 

 ちーたんは私に拾われたことをどう思っているのかな。ニャウリンガルがあればわかるのかな、などと思ってしまう今日この頃でした。

 それもちーたんが元気に走り回れるようになったから思うことですよね。

 

 

猫歴パート2 ~運命の日~

 そんな感じでにゃんた君は病院で軽い脱水症状と言われ、元気になるまでおうちで看病することになりました。もちろん、鳥さんもその当時2羽いたので、元気になるまでと思っていたのですが、実際一度家に入れてしまうと手放すなんて考えられませんでした。

 ということでにゃんた君が家族になりました。

   

子猫ってホントにかわいくて、いつも私は布団で兄弟みたいにじゃれて遊んでいました。その遊びが激しすぎて私の手はかみ傷とひっかき傷でいっぱいになりました。

 でもそれでもいいくらい好きでした。あんなに怖いと思っていたのに実際飼ってみるとかわいいですよね。でも、目は長い間怖いと思っていました。それに、猫って実は人間の言葉をしゃべれそうですし。

 

 ひと月くらいたって、にゃんた君も元気になって、かわいい家族が増えたぞーと思いながら、原付でにゃんた君のご飯をペットショップに買いに行きます。とても小さいお店で坂の上にありました。にゃんた君のご飯はいつもそこで買っていて、挨拶しながら、店内に入りました。(ちなみにこのお店動物は販売していなくて、ペット用品のお店です。)

   

店内には小学生低学年の男の子が2人いて、うろうろしていました。さして気にするでもなく私はにゃんた君のご飯とおもちゃを物色していました。すると、

「あのー」

と小学生クンに声をかけられました。

「かわいそうな子猫がいるのでかってもらえませんか?」

と。

もうこんなん無理ですなんて言えないですよね。

 見ると、がりがりにやせた子猫ちゃんでした。

「わかりました」

と言ってしまった私。正直家に一匹いるし、一匹も二匹も変わらんやろうと思っていました。お買いものする間、原付のヘルメットに赤ちゃんを入れといてお買いものしました。

 お買物が終わってヘルメットを入れていた原付の前かごを見ると、あれ!!いない!! 

 これは大変!!とおもって探すと、隣の花壇に隠れていました。店の店員さんもこの子にあげてちょうだいと試供品をたくさんくれました。原付の前かごに段ボール箱に入れて連れて帰りました。家について私が母に怒られたのは言うまでもありません。一匹と二匹は違うと。しかし、連れて帰ってきた子を捨てることはできないので、病院に連れていくことにしました。

ほんとにがりがりでノミだらけで、顔も可愛くなかったので、ぶさちゃんと名づけました。

もちろんこの名前、病院に行くたびにかわいそうにと言われます。なぜなら、元気になってからはお顔も可愛くなったからです。ごめんね。

 

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 ぶさちゃんは連れて帰ってきたときに、汚すぎてすぐお風呂に入れてから、病院に連れて行きました。

 そしたらなんと、病院で言われたことが、

「一週間はお風呂に入れないでください」

でした。

がーん!!入れてしまった。それも言えず、

「はい、わかりました」

と言いました。その日は、弱ってるからとしか言われなかったのですが、一週間後に病院に行って聞かされたことが、

「あの日は正直危なかったです。蚤が付きすぎて、歯茎が真っ青になるくらい貧血でした。元気になってよかった」

と。

 ほんとにお風呂に入れてごめんねって思いました。そして、ぶさちゃんも家族になりました。残念ながらぶさちゃんも二年前に亡くなってお空に行ってしまいました。

 

 にゃんた君とぶさちゃんは五日違いで亡くなってその悲しみがあまりにひどかったので、私はもう二度と猫は飼わないと心に誓ったのでした。

   

 結局飼うんですけどね。

 

 

私の猫歴パート1

 こんにちは、今日は私の猫歴について。私、実は大の鳥好きです。前世は鳥だったんじゃないか?と自分で思ってしまうくらい。手帳に貼る鳥のシールや、鳥グッズを見るとかってしまうし、大阪に住んでいるので神戸花鳥園も大好きです。そんな私は、中学生から文鳥さんを飼っていました。

   

 かわいすぎて、目には入らないので口によく入れていたものです。そんなこんなで、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、鳥好き=猫嫌いが多いんです。私もそんな一人でした。

 鳥さんを食べちゃう猫なんて危険で凶暴。鳥さんを日向ぼっこさせるときは、猫から守るために、見張りをしながら、自分も日向ぼっこしていました。

 

 そんな私が高校生になったある日のことです。住んでいるマンションの下にのらちゃんが結構たくさんいて、マンションの人みんなで飼っている感じでした。その中に、3か月くらいの赤ちゃんがいて、その子はママとパパに育てられていました。いつも3匹で仲良く日向ぼっこをしていました。

 でも、私は猫がキライで正直ちょっと怖かったんです。だから、いつも猫ちゃんいるなーくらいにしか思っていなかったのですが、私のベランダからのぞける貯水タンクの横にその赤ちゃんが一人で横たわっていました。すごく暑い日で、直射日光が当たっているのに全く動きません。夕方になっても動く気配がありませんでした。見えるところで死なれても、困るよね。ということで、母とちょっと見に行ってみようということになりました。

 案の定私が貯水タンクを囲っているフェンスを登っても気づかず、横に飛び降りてちょっとしてから目が覚めて、びっくりしていました。これはいけない!!ということで、母とそのまま病院に連れていきました。

 病院に行く車の中で、私の背中に入ったまま小さい声で鳴いていました。その子が私が初めて飼った猫、にゃんたクンです。

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 正直申しますと、私今泣いています。にゃんた君はもうこの世にはいません。 亡くなってもうすぐ2年ですが、いまだに写真を直視することができません。にゃんた君は超美男子で、真白の美人なママとにゃんた君と同じ柄のパパとの子です。パパは、とっても強い子で、子育てもしてしまう、スーパーパパでした。今思えばそろそろ子離れするころだったのかもしれません。この写真はまだにゃんた君が元気なころのものです。

通院日

 今日は怪我の様子を見てもらう最後の通院日。私が見る分にはとても奇麗にくっついているみたい。

 

 ご飯もよく食べるし、トイレもしっかりしています。

 この前まで、興味がなかったネズミのおもちゃも今朝は走って追いかけていました。

 もちろん、もともとの飼いネコちゃんとは遊び方が全然違って、ネズミをかんだりしません。

 ただ、走って追いかけるだけです。公園にいたときは、もっと刺激的なおもちゃがいっぱいあったと思うので、ネズミのおもちゃでは物足りないのでしょう。

 そんなこんなで、今日は、キャリーに洗濯ネットなしで、入れてみました。なんと、頭から普通に入ってくれました。歴代猫ちゃんは大変だったのになんなんでしょう、この子。車の中では多少暴れましたが、病院の待合室ではくつろいでいる模様。結構な数のワンちゃんや、にゃんこちゃんがいたのですが、特に怖がる様子もなく、待っていました。この子、甘えたに見せかけて、実は強いのかもしれません。

 チータンの順番が来て、診察台に出すと、やっぱり診察台は怖かったようで、へばりついてしまいました。でも、傷口はパーフェクト!!っていってもらえたくらいきれいになっていて、あとは少しかさぶたが取れて、毛が生えれば、完治です。よかったー!!

 去勢手術のあともきれいになっていて、すべてが順調です。

 あと気になったのが、おなかに虫がいないかと、ノミです。実は昨日ノミみたいなやつがいたので、ついでに聞いてみようと思っていました。便を調べた結果、おなかに虫はいないそうですが、もしものことを考えて、ノミもおなかの虫も駆除できる薬を首のところに塗ってもらいました。

 以前飼っていた猫は、この薬でアレルギーが出て、皮膚が真赤になってしまったので、今回も、きちんと様子を見たいと思います。

   

 それにしても、あの大きなけがから復活できてよかったです。これからも仲良く生活していきたいと思います。

そしてハニーちゃん怪我をする

 まだハニーちゃんが、公園に現れて間もないころです。ハニーちゃんは鳴き方が独特で、とても高い、とても小さい声でニャーニャー言いまくります。いっつもうるさい子やなと思っていたのですが、ある日いつも以上にニャーニャー言っていて、どうしたんやろう?と思ったんです。

 走っていてもニャーニャー言うくらい。

   

 よーく見たら、ふとももくらいのところのお肉が見えていました。けっこうな広範囲で。痛かったから鳴いていたんだと思ったらごめんねってなりました。

 でもハニーちゃんはなついてもいなかったので、捕まえることもできず、様子を見ることにしました。どうやったらあんなところにあんな傷ができるのかしら、と思ったのですが、ハニーちゃんはどんくさいのか、喧嘩っ早いのか、その後公園にいている間に何度もけがをしていました。一番多かったのは、ねんざです。

 骨折ではないと思うのですが、よくビッコひいていました。

   

 よく怪我をするハニーちゃん。3か月くらいしたある日、すりすりとすり寄ってきてくれるようになりました。やっとナデナデさせてもらえるようになり、少しなら膝の上にも乗ってくれるようになりました。ちーたんもハニーちゃんもこのころは、居たり居なかったり、どっちかだけ出てきたりしていたので、ハニーちゃんだけの日はちーたんにやきもちを焼かれることなく、ナデナデできていました。

 しかし、それからすぐハニーちゃんは来なくなりました。やっと仲良くなってきたのに、ハニーちゃんが来なくなってしまって、すごく悲しかったです。事故にあう確率はかなり低い地域なのですが、心配です。男の子なので縄張りを広げるために、活動範囲が変わったのかな。

 元気にすごしていてくれればいいな、と思います。

今日のちーたん大好きなアポちゃんと

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ちーたんの彼女 ハニーちゃん

 2014年冬にちーたんは公園にすでに独りぼっちだったのですが、ある日同じくらいの大きさの猫が現れます。その子はちーたんが嫌がっているのに、ちーたんにべたべたしてきて、まだお顔は幼い感じ。とっても美人な猫で、口元にセクシーなほくろがありました。声もびっくりするくらい高かったので、私はその雰囲気からハニーちゃんと名づけました。

ハニーちゃん

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 ハニーちゃんは、ちーたんの後をずっと追っかけていました。

 そうこうしているうちに、二匹は仲良くなって、木登りしたり、追いかけっこしたり、とても楽しそうでした。

 6か月を超えた猫が遊ぶとかなり激しくて、そんなに上まで登って大丈夫??という高さまで、木登りしていました。

 人間のこどもみたいで、どっちが高く登れるか競争して、どや顔している二匹でした。私にもちーたんはこんなに登れたよと報告してくれて、木の上からにゃーにゃー言いながら、しっぽをふりふり嬉しそうでした。

 しかし、心配なのが、はにーちゃんがメスならこどもができてしまうということです。ちょっとガタイはいいけど、声が高いし、ちーたんのこと大好きだし、いつか二人でどこかに行ってしまうのかなァ、などといろいろ考えていました。それと同時に男女の猫でこんなに激しく遊ぶのかしらとも思っていました。

 

 そこで、木登り中にタマタマがあるかないか確認しようと思いました。何か月たってもハニーちゃんは触れなかったので。ハニーちゃんが木に登るたびに、追いかけてタマタマの確認に行きました。

 ちなみに私は夜中にちーたんに会いに行っていたので、周りの人からした相当不審者だったと思います(笑)

 ある日、ハニーちゃんのお尻が見えました!!!

 なんとー!!男子!

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 こどもはできない!!セーフ!!

 しかし、男の子と男の子でお友達になれるんですね。お互いさみしがり屋さんだったのかも知れません。三か月ほど、ハニーちゃんは公園にいたと思うのですが、だんだん私になれてきて、ある日ナデナデできるようになりました。

   

 ハニーちゃんはとってもきれな毛の持ち主でもう、さわり心地は最高でした。でも体つきはやっぱり男の子らしくてごつごつしていました。懐かしいな。

動物の治癒力と生命力

 こんにちは。

 ちーたんの保護から今日で2週間たちました。お陰さまで、元気に過ごしています。縫い口から出血した次の日から、すさまじい回復力で、傷口がどんどんくっついていっています。縫ったらこんな治り具合なのかも知れませんが、私自身が手術したことも、縫ったこともないので、治癒力すごいわ!!と思ってしまいました。そして、手術のために剃ってもらったお腹の毛もうっすら生えてきて、その毛がクリーム色で日に当たると、きらきらして、とてつもなく可愛いです。親ばかですいません(@^^)/~~~

     

 早くフサフサして傷が目立たなくなったらいいのになと思います。この二週間出かけて帰ってくるまでの間に、もしもちーたんが家で冷たくなっていたらどうしようという恐怖がありました。人間と違って弱っているところは極力見せないようにするでしょうし、わからないだけでお腹にお水が溜まっていたら、とかいろいろ考えました。しかしやっと二週間が過ぎてこれで一安心です。