ちーたんの彼女 ハニーちゃん
2014年冬にちーたんは公園にすでに独りぼっちだったのですが、ある日同じくらいの大きさの猫が現れます。その子はちーたんが嫌がっているのに、ちーたんにべたべたしてきて、まだお顔は幼い感じ。とっても美人な猫で、口元にセクシーなほくろがありました。声もびっくりするくらい高かったので、私はその雰囲気からハニーちゃんと名づけました。
ハニーちゃん
ハニーちゃんは、ちーたんの後をずっと追っかけていました。
そうこうしているうちに、二匹は仲良くなって、木登りしたり、追いかけっこしたり、とても楽しそうでした。
6か月を超えた猫が遊ぶとかなり激しくて、そんなに上まで登って大丈夫??という高さまで、木登りしていました。
人間のこどもみたいで、どっちが高く登れるか競争して、どや顔している二匹でした。私にもちーたんはこんなに登れたよと報告してくれて、木の上からにゃーにゃー言いながら、しっぽをふりふり嬉しそうでした。
しかし、心配なのが、はにーちゃんがメスならこどもができてしまうということです。ちょっとガタイはいいけど、声が高いし、ちーたんのこと大好きだし、いつか二人でどこかに行ってしまうのかなァ、などといろいろ考えていました。それと同時に男女の猫でこんなに激しく遊ぶのかしらとも思っていました。
そこで、木登り中にタマタマがあるかないか確認しようと思いました。何か月たってもハニーちゃんは触れなかったので。ハニーちゃんが木に登るたびに、追いかけてタマタマの確認に行きました。
ちなみに私は夜中にちーたんに会いに行っていたので、周りの人からした相当不審者だったと思います(笑)
ある日、ハニーちゃんのお尻が見えました!!!
なんとー!!男子!
こどもはできない!!セーフ!!
しかし、男の子と男の子でお友達になれるんですね。お互いさみしがり屋さんだったのかも知れません。三か月ほど、ハニーちゃんは公園にいたと思うのですが、だんだん私になれてきて、ある日ナデナデできるようになりました。
ハニーちゃんはとってもきれな毛の持ち主でもう、さわり心地は最高でした。でも体つきはやっぱり男の子らしくてごつごつしていました。懐かしいな。